代謝機能障害関連脂肪肝疾患、2023年の約13億人から2050年には約18億人へ拡大予測

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世界疾病負荷研究の研究チームは、世界の疾病負荷データを用いた解析により、代謝機能障害関連脂肪肝疾患の有病者数は2023年時点で約13億人に達し、2050年には約18億人まで増加すると推計した。肥満、インスリン抵抗性、糖代謝異常の拡大に伴い、有病率は世界のほぼ全地域で上昇傾向を示している。特に若年層や新興国における増加が顕著であり、将来的な肝硬変や肝がん、心血管疾患の増加に直結する可能性が示唆される。生活習慣と代謝異常の集積が、世界規模での主要な健康課題として浮上している。

本疾患の拡大は、エネルギー過剰そのものよりも、糖質過多(特に精製糖質や果糖)と脂質代謝異常を背景としたインスリン抵抗性の慢性化に起因することが知られている。また、タンパク質不足やビタミンやミネラルの不足は、ミトコンドリア機能や脂質代謝の低下を招き、脂肪の処理能力を制限することもこれまでの研究で明らかになっている。分子栄養学的には、糖質のコントロールによる血糖変動の抑制、十分なタンパク質摂取、ビタミンやミネラルの充足による代謝経路の維持による肝臓の酸化・解毒機能を支える栄養状態の確保が、脂肪肝の進行抑制に寄与すると示唆されている。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41990758/

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